粘土のプロレス

クレイ工房実験室

CLAY OF THE DEAD

イラストも描くのだ
 
あなたのそっくりゾンビ人形つくります!
死霊のえじき(1985)

死霊のえじき(バブ)
ジョ−ジ A・ロメロのゾンビシリーズ3弾『死霊のえじき 』(1985)。
ゾンビ発生から5年の歳月が過ぎ、わずかに生き残った人間は地下施設に避難していた。

科学者と軍人は対立し安住の地は無い。科学者はゾンビの飼育を研究をしていた。
研究用のゾンビ移送作業で兵士が襲われた。
この事件を発端に破滅の道を進む生存者たち。人間同士の戦いに発展する。

研究員サラ、ヘリ操縦士ジョン、通信士マクダーモットの3人は地上の楽園(プロミストランド)を目指しヘリポートに向かう… 。

包帯ゾンビ顔アップジョ−ジ A・ロメロのゾンビ映画では個性的なゾンビが多数登場。飼育の研究として意志を持つゾンビ『バブ』が登場する。

劇中で「フランケン」と呼ばれる事もあるこのゾンビは音楽を聴き、本を読み、感情らしきものもあった。

造形では軍人のローズ大尉を拳銃で撃ち敬礼をするシーンを再現した。

拳銃は食玩を持たせてている。この拳銃の大きさが造形のスケールの基準となったため今までのモノよりは大きくなってしました。
お腹が裂けてるぅ〜!!バブがカミソリで髭を剃る仕草をして頬を切り出血するシーンがあるが、造形ではその傷も再現している。

肌の塗装は灰色になり、粘土原色は完全に覆い隠されてしまっている。ボロボロで汚れた服は忠実に再現できたのではないかと思います。

意志を持ったゾンビがその後、どうなっていったのかは最新作(4作目)の「LAND OF THE DEAD」で明かされるのかな。日本での劇場公開は楽しみです。

全高:18センチ(2005年制作)
包帯ゾンビ