『バイオハザード』(2002年)から、
レイン(女優:ミシェル・ロドリゲス)ゾンビを制作。 レインはアンブレラ社が派遣した特殊部隊隊員。
巨大企業アンブレラ社の地下研究施設ハイブでウィルス汚染事故が発生。 封鎖された研究施設では全ての所員が死亡。ゾンビ化していた。
ハイブ内捜索中に生存者を発見。しかしそれは既にゾンビ化した署員、 レインは噛まれてしまう。 戦い疲れたレインは脱出する列車の中で死んでしまうのだが…。
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新世紀ゾンビ映画の火付け役『バイオハザード』
ホラーよりはアクションメインの映画なのでゾンビシーンは多いとは言えない。
カニバル(人肉食)シーンも無い。(それらしいのは少しある)テレビスポットでもゾンビの露出は控えめだった。グロテスクだと引いてしまうのであろう。
ゾンビの特殊メイクは医学的所見から患部の表現をしてあるのでリアルなのだが、大胆な腐敗や破損がこれまた控えめになっているは残念だ。
グロテスクな表現を抑えたゾンビ映画が主流になると寂しいですね。 これぞゾンビ!という映画を見たい。
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『バイオハザード』でのゾンビの特長は”汗をかいた病人”のようなアンデッド。特殊なコンタクトレンズで膿で汚れた瞳などを表現している。
青塗りメイクではないゾンビとして、今回は湿った感じを出すためにツヤ出しの塗料を全体に塗っている。
外見の特徴としてはドス黒い目のクマ。イカ墨スパゲティーを食った後みたいに口の中が黒い。
続編が2004年に公開されているので、魅力的なゾンビがいたら造形化する予定です。
(2004年制作) |
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